巨人から日ハムにトレードで移籍してきた太田選手が活躍しています。
6月12日現在、打率2割7分5厘でホームラン8本も打っています。
これはもう明らかに日ハムに移籍したことで、才能が開花したとしかいいようがありません。
巨人では、3年目のシーズンを送っているドラフト1位の岡本が伸び悩んでいたり、
京田、源田と他チームの新人の遊撃手が開幕から活躍する中、
ドラフト1位の吉川が活躍できなかったり、
明らかに巨人では、若手が伸びない環境であることが浮き彫りになってきました。
ここで、最近、メディアで注目を浴びているのが、自主性を重んじる野球と、詰込み型の野球です。
どう違うのでしょうか?
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自主性を重んじる野球とは
この日ハムのような自主性を重んじる野球ですが、
全体練習が少なく個人練習が多くなる特徴があります。
なので、自分で考えて、練習メニューを考えたりしないといけません。
コーチや監督のほうから、いろいろうるさいことを言ってくることはないようです。
この野球をする監督はだいたいやさしそうなタイプが多く、栗山監督もやさしそうですね。
若い選手も昔の選手のようにビクビクしたところがありません。
上下関係もありません。
また、短所を直すことは、せず、長所を伸ばす指導がされます。
チームの雰囲気は明るくなります。
太田選手もこういった自主性を重んじる日ハムの環境にきて、覚醒することができたように思えます。
二刀流で活躍している大谷選手も、日ハム以外でしたら、ダメだったかもしれませんね。
ちなみに日ハム以外で、この野球をやっているのが、DeNAです。
チームとしては、楽天的なので、連勝などができ、ビックウェイブをつくることができる傾向があるように思えます。
しかし、自主性を重んじる野球にも、デメリットはあります。
野球がチームとして洗練されておらず大味になる傾向があります。
大振りをする選手や早打ちをする選手が多く、たんぱくな攻撃になりやすく、
バントはしません。
細かいミスも多く、一試合を大事にできない部分があるようです。
頭の硬い年配の方がこの手の野球をみると、物凄くイライラするようです。
詰込みの野球とは
巨人のような詰込みの野球とは、これまでのほとんどのプロ野球チーム、高校野球チームがしてきた野球です。
長所より短所を直す指導がされます。
上下関係もあります。
ストレスがすさまじくチームの雰囲気はピリピリしています。
全体の練習が長く、選手としては、やらされてる感があるようです。
試合でのプレーも、がんじがらめになっており何か窮屈になります。
この手のチームで育つと、顔が似たり寄ったりの戦士型の選手になる傾向があるように思います。
勿論、こういったチームもメリットがあり、
チームとして洗練された野球や、深みのあるマニアックや野球を見せることができます。
集団として戦えるチームになります。
と、今回、単純に二極化して書いてみました。
どちらがいいかは難しいですね。
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