現在、パリーグで首位を走る楽天。
則本投手や美馬投手、FA加入した岸投手、抑えの松井投手など投手陣の活躍が目立ちますが、
打撃ではなんといっても2年目の茂木栄五郎選手。
まさに大ブレイク中の選手といっていいですね。
今年は、打率は3割を超え、ホームランは昨年の本数より上の8本も現時点で打っています。
とにかく打撃の評価が高い選手ですが、この茂木栄五郎選手を今回はご紹介します。
Contents
小柄だが強い打球を打てる中距離打者
茂木栄五郎選手は、東京都小金井市出身です。
中学は武蔵府中シニアでプレーしています。
高校は神奈川の桐蔭学園に進学、頭のいい子がいく高校ですね。野球の名門校でもあります。
甲子園には出場していませんが、現在、チームメートの松井投手(桐光)や日ハムの近藤選手(横浜)などと対戦しています。
大学は早稲田。1年からサードでレギュラーを掴んでいます。
大学リーグ通算79試合、打率.307、277打数85安打、10本塁打58打点、12盗塁という成績を残しています。
多くのプロのスカウトから評価され、楽天にはドラフト3位で指名されました。
楽天では、1年目からショートでレギュラーを掴み、打率は278厘で7本のホームランを打っています。
足が速く身長は171㎝しかなく小柄ですが、強く振り切るスイングが魅力的で長打力もある中距離打者です。
こちらが茂木栄五郎選手の打撃の動画です。
小柄でありながら力強さがみなぎっていますね。
今年は5月の途中で8本もホームランを打ち、20本以上は打ちそうな感じですね。
守備は下手?
さてそんな打撃を評価されている茂木栄五郎選手ですが、
守備はどうかというと、
昨年は、失策を19も記録しています。
これは、リーグ最高の数字です。
これには理由があります。
茂木栄五郎選手は大学はサードを守っていたのです。
ところが楽天に入りショートを守っています。
ショートというポジションは本当に難しいポジションです。
とにかく打球の判断が難しく、前にでるのか待つのかなど、慣れていないと大変です。
茂木選手もやはり慣れていない部分や戸惑いなどもあったかもしれません。
この失策数は仕方ないですね。
元々、才能のある選手ですし、努力家のようですので、きっと守備でも上達していくはずです。
とにかく楽しみな茂木栄五郎選手。
これからどんな活躍を見せてくれるのか本当に楽しみな選手です。