日本一のサポーターを誇る浦和レッズ。
浦和レッズのサポの応援は迫力があり、試合を見ずにサポだけ見ていても飽きないくらいです。
しかし、サポが多い分、違反を起こす人も多いようで、
よくサポが問題を起こすことでニュースになっています。
過激なところが浦和サポの魅力の一つではありますが、熱くなりすぎるのかもしれません。
浦和レッズでは、4月30日に行われたJ1第9節の大宮アルディージャ戦で、観戦のルール違反をしてしまった浦和のサポの処分を発表しました。
違反者は5名いて、そのうちの2名には過去にも違反をしているようです。
違反の内容ですが、緩衝帯フェンスのメッシュのカバーをはずしたり、ピッチへのフラッグの投げ込みをしたりしたそうです。
これはちょっとやりすぎですね。
ほとんど浦和サポは、観戦ルールを守って応援していると思いますが、
一部の人のこういった違反は、浦和サポにとっても、とても迷惑な行為ですね。
違反者の5名のうち、一人は無期限入場禁止処分になってしまったとのことです。
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ボールボーイに液体をかけたサポも?
ところで熱くなってしまって、とんでもない違法行為をしてしまうサポは浦和だけではありません。
今年は、浦和サポよりも、さらに過激なサポも登場しました。
徳島ヴォルティスのサポです。
4月29日に千葉のフクダ電子アリーナで行われたジェフユナイテッド千葉戦の試合後に、
徳島のサポが、なんとボールボーイにアルコールと思われる液体をかけてしまったのです。
ボールボーイが徳島の選手にボールを渡すのが遅れ、DF馬渡和彰がボールボーイを小突き、
一発退場になったことが原因だったようですが、これもサポの行き過ぎた過激な行為ですね。
この徳島サポも無期限入場禁止という厳しい処分が下されています。
世界では死亡事故も
しかし、このような日本のサポの違反行為も海外のサポに比べると、かわいいものなのかもしれません。
世界では、死亡事故もあるのです。
1964年: エスタディオ・ナシオナルの悲劇(318人死亡)
1982年: ルジニキの惨事(公称66人、実数340人以上死亡)
1985年: ヘイゼルの悲劇(39人死亡)
1989年: ヒルズボロの悲劇(96人死亡)
2012年: エジプト・サッカー暴動(74人死亡。その後に場外で発生した暴動による死者も多数。)
(出典:.wikipedia)
サポが熱くなり暴動を起こしてしまったことにより、なんと300人以上の人が亡くなってしまったこともあるようです。
こういったケースをみていると、先日のAFCチャンピオンズリーグの済州ユナイテッド戦では、
済州選手が熱くなり、浦和の選手を追いかけまわしたりしましたが、浦和サポの冷静で、グランドになだれ込むなどもせず、
立派な対応だったと思いますね。