DeNAでショート(遊撃手)で不動のレギュラーの倉本選手。

守備に関しては、守備範囲こそ狭いですが、エラーの少ない安定感のある守備が魅力的という印象の選手でしたが、

最近、DeNAのファンから守備があまりに酷いという声が多数あがっています。




あまりに消極的なプレーで負けのきっかけをつくる

交流戦のDeNA対オリックス戦。

この試合、自分もテレビで見ていましたが、

若手の飯塚投手とオリックスのエース金子投手の投げ合いでした。

オリックスの楽勝かなと思っていた試合でしたが、なんと飯塚投手がまさかの好投。
(DeNA飯塚悟史の評価は?)
5回を無失点で抑える活躍をし、勝利投手の権利を得た状態で、マウンドを降りました。

7回の時点で、4対0で、DeNAが勝っていましたが、

7回表にパットンが登板。

パットンは勝ちパターンで、登場する投手です。

いきなり二遊間のショートゴロが飛び、普通のショートかと思われましたが、
(守備をムネリンに習う)
前に出る判断ができず、待ってバウンドを合わせる消極的な守備で、一塁はセーフ。

どう考えてもプロのショートならアウトにできる打球です。

しかも、そんなプレーをした後の倉本選手は、悔しがったり申し訳ないという表情もせず、

ニヤニヤと笑っています。

このあまりに酷いプレーを見て、これは流れが変わるぞ。

と感じましたが、

案の定、パットンは崩れ始めます。

DeNAのファンの声をネットでの書き込みも覗いていましたが、やはり批判されており、

こういうプレーが頻繁に続いているのであれば、叩かれても仕方ないと思いました。

この回、パットンは3ランを浴び、一転差。

次の回、三上投手が打たれ、DeNAは逆転され、飯塚投手の勝ちはなくなりました。

試合としては、本当に面白かったですが、負けた方としては、腹の立つ負け方だったと思います。

成績の方は?

さて、守備が酷いと言われる倉本選手ですが、

成績のほうもみてみましょう。

6月2日までのUZRが-5.5。

これは、ショートのレギュラーで12球団最低の数字です。

失策ですが、6月19日現在、9あります。

しかも、上で書いたプレーなどは、エラーが付いていません。

このようなプレーも多いようです。

しかし、倉本選手ですが、去年は打率のほうはよく、3割弱は打てています。

せめて打撃の成績が良ければ、守備は目をつぶるというのも、よくあるパターンです。

しかし、今年の倉本選手は、打率も低く、

上で書いたオリックス戦では、序盤の1アウト3塁のチャンスで、初球を打ち、内野へのポップフライ。

なんとも気のない打撃でした。




このまま使い続けるのか?

ラミレス監督というと、選手を我慢強く使うという印象があり、

若手を育てるのが上手い監督です。

おそらく巨人の岡本選手や今年日ハムでブレイクした太田選手もラミレス監督の元ならとっくに開花していたかもしれませんし、

また投手を育てるのも上手く、若干、制球難のあった新人濱口投手なども、

他の監督だったら、使われてないか、速攻、二軍に落とされていた可能性もあります。

ラミレス監督は、その自身の哲学を倉本選手の起用にもあてはめ、

我慢強く使っているように思えますが、

ファンから不満の声がでるのも、理解はできます。

DeNAには、柴田選手という大学の時から守備の名手と言われてる選手もいますので、

ファンからは、この選手を使えという声も多いようです。

競わせてみるのもいいかもしれませんね。

とはいえ、昨年は一応安定した守備を見せ、打率もよかった倉本選手です。

昨年レベルの活躍をしてくれれば、ファンも文句はないはずです。

ぜひ、後半戦に向けて、ファンを黙らせるような素晴らしいプレーを見せて欲しいですね!

今後の倉本選手に意地に期待です。
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