現在、Bクラスに沈む中日。
すでにAクラスも厳しい状況になっています。
暗黒期などともいわれ、ファン離れも深刻です。
今年のナゴヤドームは2万人割れの試合などもあり、球団幹部も
「ここ何年か、ウチの稼ぎ頭は、球団キャラクターの『ドアラ』なんです。彼を超える選手が出てきてほしいですよ(笑)」
といっています。
ドアラはヤクルトのつば九郎と並び12球団で最も魅力的なマスコットですが、
一方、肝心な選手のほうは地味です。
しかし、そんな中、来期に向けて明るい希望も出てきています。
若手投手陣が少しづつ育っているのと、最近、ホームランを打ちまくっている
福田永将選手の存在です。
今年の福田選手は怪我で出遅れましたが、
シーズン途中からレギュラーとして固定。
8月7日現在、打率280、ホームランは8本打っています。
福田永将のこれまで
福田永将選手は中学時代から有名で、緑中央シニアで全国優勝を果たし、シニア全日本代表の4番を務め、
ニューヨーク・メッツから入団テストに来てほしいと声をかけられたこともありました。
高校は野球名門校の横浜高校で全国制覇も果たしています。
高校通算ホームラン数は49本で、ドラフト3位で中日に入団しました。
当時、落合監督からも才能を評価されており、
2007年の福田選手の初のキャンプ中に少女が落合監督の元へサインをもらいにやってきたが、その色紙にはすでに福田のサインが書かれていた。落合は「将来クリーンナップを打つ可能性のある男のサインで、価値がでるから大切に持っていてほしい」と断ったというエピソードがあります(出典:wikipedia)。
福田選手は、昨年は4番も打っていますし、今年も5番を打つこともありますので、
実際、その通りになっていますね。
打撃フォームが凄い
福田選手の魅力は、なんといてもフルスイングをする打撃フォームからのホームランです。
スイングはとにかく見ていて気持ちいいですね。
ホームランは本当に惚れ惚れするような凄い打球がスタンドに飛んでいきます。
こちらが福田選手の打撃練習です。
こちらの動画は2015年の動画になりますね。
毎年、一時的に打ちまくる?
いよいよ本格的に覚醒かと思われる福田選手ですが、
本物かどうかまだわかりません。
というのも一昨年も昨年も、ついに覚醒か?と言われましたが、
調子の波が激しいからです。
打つ時は打ちまくりますが、打たなくなると、あまり打ちません。
今年は本物?来年ついに本格ブレイクか?
とはいえ今年は本物感も出始めているような気がします。
今年は、フルスイングからレフト方向への豪快なホームランの他に
ライト方向へのホームランも目立ちます。
右方向のホームランが増えれば、ホームランを量産できるかもしれません。
昨年は10本打っていますが、これは超えそうで、
15本ぐらいは打ってほしいですね。
そうなれば、来年はいよいよ1年通じての活躍で本格的なブレイクした福田選手がみれるかもしれません。
今年は新人の京田選手が大当たり、大島選手はまだまだ健在で、両外人選手もホームラン量産しています。
来年、平田選手が復帰して、福田選手も30本ぐらいホームランが打てれば、
中日はかなり凄い打線になりますね。
抑え投手がしっかりしてくれば、来年の中日はAクラスも狙えそうです。
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