5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグで済州ユナイテッド(韓国)と対戦した浦和レッズですが、
延長戦の末に3-0で下し、2戦合計3-2で見事にベスト8進出を果たしました。
ところで、この試合ですが、最後、とんでもいない乱闘になってしまいました。
試合終了前には阿部にエルボー
この試合終了後の乱闘ですが、試合中から伏線があります。
浦和が延長戦で、合計で1点リードした直後、
当たり前ですが、時間かせぎをするようなプレーを選択しました。
それが、済州ユナイテッドの選手の逆鱗にふれたようで、
選手同士がもみ合うという状況に発展しました。
その時、そのもみあいを止めようとしていたのが、阿部選手なのですが、
済州ユナイテッドのペク・ドンギュという選手が阿部選手に、なんと肘打ちをくらわしたのです。
その肘打ちの瞬間の動画がこちらです。
これは酷いですね。
もみ合いを止めようとしていた選手を肘打ちなんて酷すぎます。
この選手は試合にも出ていない選手でした。
試合終了後は槙野選手は逃げ回る!
さて、試合中からそんな感じだったのですが、
試合終了後は、さらに酷い乱闘になってしまいました。
ただ浦和の選手は喜んでいただけなのに、済州ユナイテッドの選手はなぜかブチ切れ。
特に、槙野選手に頭にきてようで、数人の選手が槙野選手を追いかけまわしました。
最後のほうが、ダッシュで逃げるのうな感じで、
槙野選手も大変でしたね。
その槙野選手が逃げ回るシーンが見れる動画がこちら
これは凄いです。
暴行されたチームが泣け寝入りすることも?
この浦和で起きた乱闘ですが、明らかに済州ユナイテッ側が悪いと思われますが、
何と試合終了後の監督インタビューでチョ・スンファン監督は
「浦和の選手が我々のベンチの前で刺激するようなセレモニーをした」
と浦和側が挑発行為をしたことが悪いという意見を述べました。
とはいえ流石に、ここまで酷い乱闘騒ぎを起こせば、アジアサッカー連盟(AFC)から処分を受ける可能性は高いと思われます。
しかし、実はこういった騒ぎを起こしておきながら、騒動を起こした側でなく、
被害者側のチームが警告をうけたこともあります。
2013年6月18日に行われたブラジルW杯アジア最終予選で、本大会出場権を争うイラン代表と韓国代表が、
試合前から監督同士が舌戦を繰り広げていましたが、試合はイランが1-0で勝利をおさめました。
しかし、試合終了後、イランの監督が挑発をしたということで、大乱闘になりました。
まさに今回と同じような感じですね。
イラン側としては当然、FIFAに提訴しましたが、
韓国には、何の罰則もなく、警告を受けたのはイランの監督だけということに終わりました。
今回も、浦和側が泣き寝入りということにはならないでもらいたいですね。