現在、日本でプレーする選手で最も人気のある選手は誰でしょうか?
やはり日ハムの大谷だと思います。
二刀流といういままで考えられなかったことをやり、打者としても一流なのに、
投手では160キロを超えてしまう。
将来はメジャー行き間違いなしということで、まさに全国の野球ファンの注目の的になっています。
しかし、これに一抹の寂しさを感じるプロ野球のオールドファンもいるかもしれません。
なぜなら巨人の選手ではないからです。
今までのプロ野球は巨人が中心に回っていました。
全国のほとんどの野球ファンが巨人ファンといっていいくらいだったと年配の方は言っています。
なぜならテレビ中継するのは巨人だけ、そしてメディアは一方的な巨人の応援。
そしてプロ野球のスター選手はみな巨人だったのです。
ところが最近は、巨人の全国放送はなくなってしまいました。
プロ野球の球団は東は北海道の日ハムから西は福岡のソフトバンクまで、
全国の主要都市に球団ができ、それぞれの地域の人は地元の球団を応援するようになりました。
そして、日ハムやソフトバンクが地元で圧倒的な支持を受け、結果を残し、どんどん魅力的な球団になっていくのと逆に
巨人はどんどん人気がなくなっていきました。
そんな巨人の中で、唯一の華のある選手が巨人にもいます。
イケメンで格好良くてスマートで現代的で、センスがよく、女性にもモテ、子供たちがバッティングフォームを真似する選手。
それが坂本選手です。
その坂本選手は、昨年は首位打者をとり、ゴールデングラブ賞も獲得しています、今年のWBCでも活躍。
まさに全盛期に突入しているといっていい活躍を見せています。
そんな坂本選手ですが、いつも思うのがメジャーには興味がないのか?
ということです。
巨人と複数年契約を結んでいる坂本
いやもし万が一興味があったとしても、巨人で唯一といっていい華があるスター選手の坂本を巨人としては何としても引き留めたいとおもうことでしょう。
実際にFA権を得とくする前に巨人は坂本選手と複数年契約を結びました。
これは巨人としては、絶対に坂本選手を手放したくない証拠です。
そして坂本選手側も、もしメジャーにどうしても行きたいなら複数年契約など結ばないはずです。
なので、生涯ジャイアンツなのか?と考えるのが普通かもしれません。
勿論、坂本選手の立場に立って冷静に考えると、たとえメジャーに興味があったとしても、
ずっと巨人にいたほうが利口な決断であるとも思います。
巨人を裏切り、メジャーにいったとしても成功する可能性は非常に低いと思います。
なぜなら成功例がないからです。
日本人内野手はメジャーで成功するのが難しい
日本人内野手はリトル松井選手、西岡選手と日本で一流だった選手がほとんど活躍ができていません。
メジャーで日本人選手がショートを守るのは非常に難しいのかもしれません。
もし坂本選手が失敗して、イメージもダウンし、巨人にも帰れなかった場合、
引退後の坂本選手のセカンドキャリアは苦労するかもしれません。
そして落ちぶれた第二の人生を送らなければならないかもしれません。
そんなリスクを背負ってメジャーに行くぐらいなら、このまま巨人にいて、巨人で引退する方が、
引退後も全然いいです。
生涯ジャイアンツはとても利口な決断です。
複数年契約が切れたときどうする?
しかし、複数年契約がきれてから、可能性は低いと思いますが、ひょっとするとメジャーもあるかもしれない、
と思っています。
それは、ヤンキースの田中投手の存在です。
2人は小学生の頃、バッチリーを組んでいました。
ピッチャーが坂本選手で捕手が田中選手ということです。
今のヤンキースでの田中投手の活躍を坂本選手が刺激を受けていないはずがありません。
普通に考えれば巨人にずっといたほうがいいに決まってますが、
もしかするとリスクを承知でロマンを追いかける坂本選手がみれるかもしれないと、
僅かながら思っています。
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