フィギアスケートで有名な浅田真央のお姉さんの浅田舞さんが、テレビのバラエティー番組で子供の頃にあった姉妹の確執について話していました。

しかしこの話題は以前から有名な話であり、もうすでに何度もお姉さんがテレビで話ている話題でもあるため、

ネットでは、もうしつこい、いつまでこのネタで稼ぐんだ、というコメントが増えています。

ただ、個人的にはいままで、この話題を気にしていなかったので、

今回、じっくり読んでみるとなかなか興味深い話でありました。

この浅田姉妹も結構残酷な環境で育ったんだなと思ってしまいました。

というのも自分も長男で、一番上のつらさというのがよくわかっていたので、

この舞さんの話に興味をもってしまいました。

改めて、浅田姉妹の子供時代を振り返ってみたいと思います。



最初に母親に期待されたのは浅田舞のほうだった

今回の話で、もっともびっくりしたのが、実は最初にお母さんに期待されていたのは姉の舞さんだったということです。

やはり、お姉さんの方が年上ですし、覚えもはやく、見栄えもよかったらしく、

お母さんとしては姉のほうがゆうしゅうだとおもったのかもしれません。

しかし、舞さんはそんな親の期待にプレッシャーを感じてしまったようです。

期待が苦しくて、トイレに何時間もこもってしまったこともあるようです。

その一方で、妹の真央さんは、親にあまり関心をしめしてもらえずに、寂しい想いをしたようです。

そして母親を振り向かせるために努力をしたということなのです。

そうこうしているうちに立場は逆転してしまいました。

お姉さんは食べる量が増え、体重がどんどん増えていき、スケート選手としては微妙な体系になってしまいました。

一方、妹の活躍はご存じだと思います。

お母さんの愛情も姉から妹のほうにシフトチェンジしてしまい、

お姉さんの舞さんは生活のほうも荒れてしまったようです。

お母さんはそんな姉に妹に極力会わないようにというようになりました。

勿論、姉妹の確執状態になり、関係は最悪になりました。

この話を聞いて、自分の人生の昔を思い出してしまい、とても複雑な思いです。

一番上というのは親のプレッシャーというのが凄いのです。

そして下にいくと、たいして期待されず自由になることができます。

そんな自由な気分ですから、長男や長女より成長してしまい抜いてしまうのです。

これは本当残酷です。

野球の元ヤクルト、阪神、楽天の監督をされ野村さんが、次男が一番いいといっていましたが、

本当に当たっていると思います。

長男や長女は親に潰されて、ダメな大人になってしまうのです。

今は仲良しな姉妹

そんな浅田姉妹ですが、お母さんが死ぬ間際に、「姉妹なんだから仲良くしなさい」という言葉を残したことにより、

確執した関係は修復し、仲良くなっているようです。

それを聞いて安心しました。

今後も仲の良い姉妹であり続けて欲しいですね。