今年の春の甲子園はPL学園失脚後の甲子園の主役でプロ野球でも一大勢力を誇る大阪桐蔭とヤクルトの山田や寺島の出身校の履正社の大阪対決になりました。
結果は大阪桐蔭の勝利で終わりましたが、両チームともプロのスカウトが注目する選手ばかりで、
ドラフト1位でプロ入りする選手もいそうな感じです。
履正社の安田選手や大阪桐蔭の根尾選手などは本当に楽しみな選手ですね。
ところで、この大阪桐蔭と履正社は同じ大阪のチームですか、決定的に違うところがあります。
それは履正社が寮がないのですが、大阪桐蔭は寮があるのです。
なので、履正社は選手集めは、大阪やその周辺でしかしません。
ところが、大阪桐蔭の選手集めは全国に及びます。
そして、そのスカウトは、なんと西谷監督が自らやっているそうです。
西谷監督のスカウト力
それにしてもこの西谷監督のスカウトに並々ならぬ情熱を注いでいるらしく、
グランドにいるよりも日本全国を飛び回ってる時間のほうが長いという話もあります。
もう全国に飛び回り、気に入った選手が見つかれば、その勧誘方法は凄いです。
実家の住所を調べ上げ、その家の周りで待ち伏せ、偶然を装って口説くこともあるとのこと。
「偶然だなあ。ここはお前のうちなのか」といい、
「ウチにくればエースで4番だ」と口説くこともあるという話もあります。
中田翔選手は広島まで40~50回も通った
今、日ハムで大活躍している中田翔選手も広島出身の選手ですが、
西谷監督は40~50回も広島に通い、中田選手をゲットしたようです。
終電の新幹線で、広島に向かいビジネスホテルに泊まって、
翌日の午前中に中田選手をみて、昼頃には大阪に帰ってきたそうです。
それにしても西谷監督は凄いです。
これだけの強さを保つために、物凄いスカウトでの努力をされているんですね。
中学までにたいして目立てなかった選手が大阪桐蔭でレギュラーになるのは難しい
しかし、こういったエピソードを聞いていると、
中学までたいして目立てなかった選手が大阪桐蔭でレギュラーになるのは難しいと感じます。
中学の途中まで全国的な選手になれない場合は、大阪桐蔭に憧れていても、
他の高校を目指した方がいいようですね。
だから大阪や関西出身の選手が逆に地方にいって甲子園にいったりプロ野球選手になっているのかと、
納得してしまいました。
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