キング・カズこと三浦知良選手は今年もJ2の横浜FCでプレーをしています。
なんと、今年の2月26日で50歳を迎えました。
それにしてもサッカーというハードな運動量と対人のぶつかり合いを必要とされるスポーツ50歳で現役というのは凄いとしかいいようがありません。
まさに中年の星といっていい存在であり、CMなどにもよく器用され、
アスリートとしての世間のイメージもとてもいい選手です。
しかし、そのカズ選手ですが、気になるのは引退です。
野球で中日の山本投手が引退してしまったので、できるだけ長くプレーしてもらいたいですが、
はたしてまだまだ大丈夫なのか気になるところです。
カズの山あり谷ありのサッカー人生を振り返る
カズ選手は、サッカーが盛んな静岡県で生まれました。
高校は静岡の名門静岡学園に入学しましたが、すぐにブラジルに渡航します。
ブラジルに行く選手というのは多いのかもしれませんが、成功する例はほとんどありません。
しかし、カズ選手はブラジルでプロ契約を結び活躍するのです。
その後、20代になると、日本ではサッカーがプロ化することになりました。
ようするにJリーグができたのです。
カズ選手はブラジルでの生活を切り上げ、当時は人気実力ともにトップのクラブだった読売に移籍。
Jリーグがはじまると、たちまちスター選手になりました。
ゴールを決めるとブラジル式の恰好いいダンスをするカズダンスなども披露し、
本当に華のあるスター選手でした。
またカズ選手はJリーグの活躍だけでなく、代表でも活躍し、ここぞというところで点をとる本当に頼りになるエースだったという印象です。
しかし、辛いことも経験しました。
セリエAに移籍したときは、イタリアメディアの偏見の目や監督のイジメなど、かなり苦しい時期だったと思います。
また、代表でも徐々に辛い時期がやってきました。
エースとして結果が残せないだけでなく、日本代表もW杯にいけるかどうかという位置にいたとき、
カズが凄くバッシングを受けていたのを覚えています。
あの頃は、サポーターもカズにかなりの怒りを感じていたようで、
カズとサポーターが言い合いになってるシーンなんかも記憶にあります。
日本代表は、中田選手や城選手などの活躍により、W杯に初出場を決めました。
しかし、なんとW杯の本大会では、メンバーの中にカズの名前はなかったのです。
その後のカズは第一線からは離れた印象がありますが、
かつてのスターが辛い経験などをしてもさらに頑張り続ける姿を世間に見せ続け、
そのストイックなサッカーへの姿勢などによりキング・カズといわれ、
常に人気アスリートとしてブランドを保ってきたように思います。
まだまだサッカーの情熱が衰えず元気いっぱい
そんなカズ選手ですが、まだまだサッカーへの情熱は衰えてはいないようです。
2017年も試合にでて、尚も得点まであげているのです。
しかもそのゴールは貴重な決勝ゴールです。
凄いとしかいいようがありませんね。
この調子なら、まだまだ当分いけそうです。
引退は全然先のことになりそうですね。
本当に頑張って欲しい選手です。
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