阪神の藤浪投手が非常に困難な状況に追い込まれています。

先日の京セラドーム大阪で行われたヤクルト戦で、藤浪投手が投げたボールが畠山和洋内野手の左肩を直撃し、

これにブチ切れた怒りをむき出しにすると、両軍ベンチが巻き込んだ大乱闘騒ぎになりました。

結局、バレンティン外野手と矢野コーチが退場になるという事態にまで発展したのです。

この乱闘騒ぎの原因を起こしたのは、阪神の藤浪投手ですが、

実はこういった騒動は初めてではなく何度も打者を怒らせているのです。

中日の平田良介、広島の菊池涼介やレジェンドの黒田博樹をおこらせ、

ヤクルトの谷内亮太などは骨折させ、WBCの中国戦。中国のレジェンド・王偉にぶつけて悶絶させるということもしています。

四球の多い投手で、荒れたところが魅力であるため、勿論、わざとぶつけるなんてことはないと思いますが、
(コントロールをよくするには>>)
ちょっとデットボールが多すぎるところが気になります。




野球のエリート街道まっしぐらであったが。。。

藤浪投手は、まさに野球のエリート街道まっしぐらという選手でした。

中学では大阪泉北ボーイズに所属し、AA世界野球選手権大会の日本代表に選ばれ世界大会出場、

高校では、あの野球の超名門校の大阪桐蔭にいき、

3年の時は、甲子園で春と夏の連続優勝を経験しています。

その後、ドラフト1位で阪神に入り、なんと1年目から二けたの10勝をあげるという活躍をしました。

2年目も11勝、そして3年目は14勝をあげるというまさに順調すぎるほどの活躍をみせてきたのです。

ところが4年目に突然評価を落とすことになります。

精細を欠いた投球が続き、前年の半分の7勝に終わりました。

とはいえ、平成の怪物の松坂投手も4年目は一桁勝利の時もありましたし、ヤンキース田中投手も2年目が一桁勝利でした。

ライバル的な存在の日ハムの大谷投手も1年目は3勝でした。

こういったことを考えると昨年の阪神ファンの対応は少し厳しすぎるのではという印象はありました。

なので成績的には特に文句を言われるような成績ではないと言えます。

しかし、順調であり過ぎたため、何か劣化しているような印象をうけるのは確かです。

そしてこないだの乱闘騒ぎで、より藤浪投手の今後が心配になってきたファンも多いようなのです。

藤浪はイップスなのか?それはメンタルによるもの?

また、四球の多さやデットボールに藤浪投手はイップスなのでは?

と一部でいわれています。

イップスというのは、メンタル的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことですが、投手でいえば、自分の思ったところへ投げられなくなることです。

もし本当にメンタルが原因でイップスであるのなら、今後もデットボールを投げ、こないだみたいな乱闘になるかもしれません。

本当に今後の藤浪投手が心配です。

一皮むけて、阪神を優勝に導き、いずれはメジャーでも見てみたい投手なので、

ぜひ頑張ってもらいたいです。
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