2017年はWBCが開催されました。
結果は準決勝で終わりましたが、当初の日本代表の評価と比べると、
よくやったという印象の方が多いと思います。
千賀滉大投手や小林誠司など、こんなにやるのかー、とびっくりしたくらいでした。
もともと期待されていた筒香選手や中田選手、そして菅野投手なども期待通りの活躍を見せてくれ、
本当に素晴らしいWBCだったと思います。
ところがこのWBCが終わった後、これらの選手が苦しんでいるのです。
どのような選手が不調になっているのか、その原因はなぜなのか?
また過去のWBC後ではどうだったのか?逆に好調になった選手はいるのか?
調べてみました。
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絶不調に喘ぐ筒香、中田、小林、石川
今年ののWBC後に絶不調に喘いでる選手がいます。
まずはDeNAの筒香選手。
昨年は、まさにブレイクをした年で、開幕からホームランを打ちまくり、最終的には44本も打ちました。
侍ジャパンでも4番に座り、見事な活躍を見せてくれました。
そんな筒香選手ですが、4月19日現在までホームランを1本も打てていません。
このままでは4月は0本に終わってしまう可能性もあります。
勿論、夏場にかけて爆発するとは思われますが、少し不安です。
巨人の小林捕手はWBCでまさかの打撃での活躍を見せました。
このままペナントレースでも打つまくるのかと思いきや、
なんと現在まで打率が1割も打てないでいます。
勿論、キャッチャーですし、打撃よりもリードが大事なのはわかりますが、
ちょっと極端すぎます。
日ハムの中田選手も予選ではここぞというところで打ってくれ、
頼もしさを感じさせてくれましたが、
ペナントレースでは開幕からまったく打てず、故障で抹消されています。
日ハムは現在、最下位で苦しんでいます。
ロッテの石川 歩投手は開幕から不調が続き、しかも登録を抹消されてしまいました。
これらのWBC後に陥る選手の不調の原因ですが、
以前から主に3つの原因を指摘されてきました。
1、海外の投手の球筋が違うこと、
2、ボールが違うことと、
3、精神的な疲れがとれないことです。
まず、1ですが海外の投手の球筋が違い、日本に帰ってきて、その違いに苦しむ打者がいるということがあるようです。
次に2ですが、WBCのボールは日本のボールよりも滑りやすく、ボールを強く握らねばならないようで、肘や肩に負担がかかるようです。
これで不調に陥る投手がいます。
3ですが、やはり国をかけての戦いです。
そのプレッシャーは凄いと思います。
この緊張感を続けてきて、いきなり開幕といわれてもなかなか難しいというのがあるようなのです。
過去にWBC後に野球人生がおかしくなった選手で有名なのは、なんといっても松坂投手です。
2度のMVPをとった松坂投手ですが、2度目のWBC後からは、翌年の9勝の年以外はほとんど酷いシーズンを送っています。
逆に好調になった選手も
しかし、WBCなどもろともせず逆に好調な成績をのこしている選手もいます。
今年でいえば坂本選手などは調子がいいですし、
過去でいえばなんといってもヤンキースの田中投手です。
なんとWBCの年に24連勝という記録を打ち立てています。
また現在ドジャースで活躍する前田健太投手も前年14勝でWBCの年の15勝ですので、
成績は落ちていません。
まあ人それぞれということみたいですね。
とにかく不調で喘いでる選手はぜひこれから盛り返してもらいたいものです。
あまり不調な選手が多いと次のWBCでは、メジャーの選手だけでなく、国内の選手も嫌がる選手が出てきてしまうかもしれません。
それがちょっと心配です。
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