昨年、大ブレークしたDeNAの筒香選手。

WBCでの4番を打ち結果もだし、マスコミからもかなり騒がれている選手で、

一躍プロ野球界の主役に躍り出てきました。




2017年シーズンはヤクルトの山田選手や日ハムの中田選手などと同様に、

WBCの後遺症になり、あまりホームラン数が増えてなく不調に喘いでいますが、

夏場にかけて活躍がみられそうです。

去年の活躍などをみると、メジャーでも見てみたくなる選手ですね。

今回は、これまでの筒香選手と、今後がどうなっていくか考えていきます。

中畑監督時代に成長

筒香選手は、和歌山県橋本市出身です。

双子らしいですが、なんとお姉さんみたいですね。

これは珍しいです。

中学は、指導方などで脚光を浴びている堺ビッグボーイズでプレー。

30本のホームランを打ったようです。

中学からとても有名な選手でしたので、関西の強豪校からも複数誘いがありましたが、

子供の頃から憧れていたという横浜高校を選んでいます。

高校では1年から4番を打ったようです。

2年の時には甲子園にも出場。えげつないようなホームランを打ち、衝撃をあたえました。

こちらは高校時代の筒香選手。

結局、高校時代は通算69本のホームランを打ち、ドラフトではDeNA(当時の横浜)に1位指名され入団しました。

プロに入ると、長打力の魅力は1軍でも見せることはできましたが、

打率のほうが低く、入団して4年はいまいちの成績でした。

しかし、中畑監督が辛抱強く筒香選手を起用し、5年目にはついにその実力を開花させました。

そして昨年は、ホームラン44本も打ち、チームを見事にクライマックスシリーズに導いてます。

最終目標はメジャー?

さて、この筒香選手ですが、最終目標はメジャーでのプレーといわれています。

これまでの発言を振り返りますが、

「将来的には松坂さんのようにメジャーで活躍する選手というのが自分の最大の目標なので、やっぱり向こうで勝負したいという気持ちはあります」(ドラフト数日前の発言)

「特に印象に残っているのが松井秀喜さん。僕にとって目標というより、憧れの存在なんです。凄いなあってずっと思っていました」(メジャーでプレーした松井さんへの尊敬)

周囲には、

「メジャーに行きてぇ~!!」

といっているようです。

しかし、その一方でDeNAを優勝させてから行きたいということを周囲に漏らしているようです。

おそらくチームとして結果を出しファンから気持ちよく送り出してもらいたいということなのかもしれません。

ただ、

メジャーでの筒香選手の評価というと、あまりよくありません。

どうもこれまで長距離砲の日本人野手があまり成功していないので、その影響があるようです。

「パワーは埋めようがないほどの差。足を大きく上げる選手が多く、動くボールに対応できていない。筒香嘉智は守備が危なっかしいし、中田翔は三振が多すぎる」(ア・リーグ球団スカウト)

筒香だけの評価でないですが、日本人野手にあまり興味のないコメントです。

とはいえ筒香には、こんな評価もあります。

「チーム打撃ができる」「本塁打より打点を稼げるタイプ」

ともいわれました。

日ハムの中田選手よりは評価が高い印象です。

となると、筒香選手がメジャーで生き残るには、

かつての松井選手のように、メジャーにいけばチームバッティングができる中距離打者として頑張るしかないようですね。

おそらくFAでのメジャー移籍ということになりそうですが、

ぜひメジャーでは、3割20本ぐらいは打てる打者になってもらいたいですね。