マーリンズのイチロー外野手が、絶不調に喘いでいます。

メジャーリーグが開幕し、5月が終わろうとして、すでに30試合以上出場しているイチロー選手ですが、

打率がなんと1割台なのです。

2015年シーズも2割前半の成績でシーズンを終えたときも、かなり衝撃的でしたが、

そのシーズンより打てなくなっています。

イチロー選手は、50歳まで現役をやりたいようで、マリーンズのサムソン球団社長も、それを支持する発言をしています。

しかし、いくらなんでも最近の成績は酷すぎますので、いよいよイチロー選手が引退の決断をしなければならない時がきているのかもしれません。




米メディアも辛辣なコメントで本人も弱気な発言を

最近のイチローに、ついに米メディアも辛辣なコメントを書き始めています。

米スポーツ専門サイト「スポーティングニュース」では、「伝説が誕生した場所で、イチローの肩は衰えを見せた」という題の記事を書き、「肩の力が違う。現在43歳。時の翁はまた新たな犠牲者を生んだ」や「強肩よ、安らかに。すばらしい生涯だった」と、低迷する打撃のほうでなく肩のほうについて書いています。

イチロー自身も

「やっぱ、体力がなくなっていますね」

とかなしいコメントをポロリと出してしまっているようです。




監督や指導者としてもみてみたい?

ところで、このイチロー選手ですが、選手として、50歳までみてみたいというのもありますが、

一方で監督など指導者としても見てみたいという方は多いのではないでしょうか?

イチロー選手ははたして監督や指導者に向いているのでしょうか?

かつて、ヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也氏は、外野手で名監督は生まれないと断言しています。

確かにこれまで外野手で優勝しているのは、大沢親分、秋山幸二さん、若松さん、真中さんなどと少ない印象です。

やはり現役中に、試合中、頭をフル回転で動かさなければならない捕手や投手、内野手のほうが監督や指導者に向いていると言えます。

自分も野球部だった時に、捕手以外ほとんどのポジションをやりましたが、

外野の時は、かなり気分的に楽だったという思い出があります。

また、天才型のスター選手は監督に向かないという説があります。

近鉄の鈴木監督、巨人の長嶋監督、ロッテの金田監督など、、、現役時代にスター選手の監督はあまり監督としてはいまいちでした。

これはサッカーなどでもいえます。

現役時代、自分が出来過ぎてしまったため、選手の動きにイライラしてしまうことなどが原因かもしれません。

特にイチローはコミュ力に問題がある選手だといわれてきました。

少し上から目線で他の選手をバカにするような発言もよくありましたので、

この辺がやや気になります。

ただ、イチローの名言で気にいってるところがあり、

「僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」

というのがあります。

よく天才型の選手が感性で話すことがあり、凡人の我々がきいてもよくわからないことがありますが、

イチロー選手が技術的なことを、しっかり言葉で説明できる能力があるのでしたら、

監督や指導者としてもやっていけるのかもしれません。

とにかくいずれ、イチロー選手の監督姿も見てみたい気はしますね。

あとは、解説者なんかも楽しみです。

ただ、当分は現役で頑張ってもらいたいですね!