オリックス・バファローズに吉田正尚選手。
昨年、新人で63試合で10本のホームランを打ちました。
衝撃的だったのがフルスイングです。
こちらが吉田選手のスイングの動画。
このフルスイングが話題になり、吉田選手は一躍、話題の選手になります。
吉田選手の打席では、ホームランでは大歓声が空振りでもどよめきが起こります。
身長は173㎝しかありませんが、これだけパワーがあるということで筋肉が注目されます。
しかし、フルスイングの代償もあるようですね。
筋肉を鍛えるだけではダメなようです。
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吉田選手のスイングは腰に負担がかかる
吉田選手のフルスイングは、日本人にはとても珍しいスイングということです。
普通、スイングをするとき、腰をグイっと回して、それから肩が後からついてきますが、
吉田選手の場合、肩が先で腰が後になります。
回転する順番が、普通の日本の選手とは逆です。
また多くの日本のバッターは一定の速さで腰を動かしますが、
吉田選手はボールをとらえるまでほとんど腰を動かさず、打つ瞬間に一気に腰を回転させます。
腰の爆発力が並外れたパワーをうんでいたのです。
しかし、このスイングは腰に負担がかかります。
吉田選手は、今シーズンは、腰の痛みで出遅れてしまいました。
怪我をしない体つくり
吉田選手は、今回の腰を痛めた経験から怪我をしない体つくりを目指すようになったようです。
ただ筋肉をつけるだけでなく、
バランスや柔軟性がつくような筋肉トレーニングをするようになったようです。
体幹トレーニングのようなものかもしれませんね。
サッカーの長友選手も体幹トレーニングで腰痛を克服しています。
腰を痛めたことが致命傷になってしまう選手も過去にはいましたが、
このようにトレーニングで工夫することによって、
腰に負担のかからない、怪我をしない体つくりができるようです。
ただ筋肉を鍛えればいいというものではないんですね。
筋肉を鍛えるといっても、なかなか奥が深いです。
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