広島のドラフト1位の加藤拓哉投手が初登板でノーヒットノーランまであと2人というところまで好投しました。

これは正直、驚いた人もおおいかもしれません。

加藤拓也投手はドラフト1位でありますが、2人外れての1位です。

150キロ以上のきゅそくはありますが、身長も175㎝でずんぐりした体形。
(球速を上げるには>>)
投げ方もどちらかというと中継ぎタイプのように感じていました。

それがいきなりの好投。

勿論、即戦力という期待もあったと思いますが、

このデビューは出木杉です。

広島の加藤の経歴は?

広島の加藤拓也は1994年12月31日生まれで、なんと大晦日に生まれてるんですね。

高校も大学も慶応です。

ようするに慶応ボーイです。

高校では、最初は捕手をしていたようですが、1年の秋からピッチャーになったようです。

高校時代に甲子園出場はありませんでした。

大学に入ると1年の頃に150キロをだし、大学通算24勝をあげて、ドラフト1位で広島に入団しました。

最速は153キロ。

とにかく慶応ボーイらしくないずんぐりしてガッチリした体形で、

フォームがダイナミックで馬力があるような投げ方をします。




加藤の実際の実力や評価はどうなのか?

正直、この加藤投手がいくらドラフト1位とはいえ、

いきなり先発で大活躍するとは意外と思った方は多いと思います。

去年のドラフトの目玉のソフトバンクの田中投手や中日の柳投手が出遅れている中で、

最初の先発でノーヒットノーランまであと2人という投球をしてくれました。

この活躍を見て、本当にドラフトは難しいんだなと改めて思った次第です。

しかし、加藤投手ですが、今後はどうなるのでしょうか?

実力通りの好投だったのか、あるいは初めてで相手チームのヤクルトが戸惑ってしまっただけなのか、

よくわかりません。

相手チーム真中監督の試合後の加藤投手への感想です。

「加藤はボールが強く、フォークボールでストライクを取ったり、荒れている割にちゃんと(ストライクゾーンに)来ていた。絞りきれなかった」

また杉村チーフ打撃コーチは、

「スライドしたりシュートしたり落ちずに半速球のようになったりし、打ちづらかった」

評価しています。

四球が7つなど、ボールがいい意味で荒れていて、その割にストライクにもくるということで、

かなり打ちずらいという投手という評価のようです。

本当に荒々しさが魅力的です。

さて、この好投で、一気に注目を浴びることとなった加藤拓也投手ですが、

ぜひ新人王を目指して、暴れまくってほしい投手です。

追記1

その後、あまりピリッとした投球ができませんでした。

やはり制球面で不安な部分があり、相手に対策を取られるときつくなった部分があるようです。

「実力不足です」

という言葉を残し二軍に落ちています。

じっくり二軍で鍛えて、一軍に上がってきてほしいですね。
お勧め記事
ソフトバンクの柳田はFAで広島かメジャー移籍?あるいは残留?