先日引退したフィギアスケートの浅田真央さんに国民栄誉賞をあげるべきだという声がたかまっています。

しかし、逆に反対の声などもあります。

国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」と規定されていますが、浅田真央さんはこれには該当していますが、金メダルなどはとったことがなく、基準がわからないという意見があるのです。

これまでも多くのスポーツ選手が、国民栄誉賞を受賞してきましたが、改めてどのようなスポーツ選手が受賞したのか振り返ってみます。




王貞治

1977年9月5日、福田赳夫内閣の時に受賞。

プロ野球選手で、通算本塁打数世界新記録達成しています。

王貞治さんは当時37歳でした。

山下泰裕

1984年10月9日、第2次中曽根内閣の時に受賞。

柔道選手で前代未聞の記録を達成しています。

山下泰裕さんは、最年少の27歳で受賞しています。

衣笠祥雄

1987年6月22日,第3次中曽根内閣の時に受賞。

プロ野球選手で、連続試合出場世界新記録を達成しています。

衣笠祥雄さんは、当時40歳でした。

秋元貢(千代の富士貢)

1989年9月29日、第1次海部内閣の時に受賞。

大相撲力士で通算勝ち星最高記録を更新しています。

高橋尚子

2000年10月30日,第2次森内閣の時に受賞。

マラソン選手で、2000年シドニーオリンピック女子マラソンで優勝し、
陸上競技で日本女子選手初の金メダルを獲得しました。

高橋尚子さんは、28歳での受賞。

2011 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表

2011年8月18日,菅第2次改造内閣で受賞。

FIFA女子ワールドカップで初優勝しました。

これは団体での受賞です。澤選手が目立っていましたね。

吉田沙保里

2012年11月7日、野田第3次改造内閣の時に受賞。

レスリング選手で、世界大会13連覇というレスリング競技史上、前人未到の偉業を成し遂げました。

吉田沙保里選手が30歳の時です。圧倒的な強さでしたね。

納谷幸喜(大鵬幸喜)

2013年2月25日、第2次安倍内閣の時に受賞。

大相撲力士で、1960年代に大相撲史上最多となる32回の幕内優勝を成し遂げました。
松井秀喜
すでに亡くなられていました、

長嶋茂雄

2013年5月5日、第2次安倍内閣の時の受賞。

プロ野球選手で、昭和の国民的なスターでした。

長嶋茂雄さんが77歳の時の受賞です。

松井秀喜

2013年5月5日、第2次安倍内閣の時の受賞。

プロ野球選手でワールドシリーズMVPの獲得しました。

松井秀喜さんが38歳の時の受賞です。

伊調馨

2016年10月20日,第3次安倍改造内閣の時の受賞。

レスリング選手で、格闘技系種目四連覇という世界的な偉業を成し遂げました。

伊調馨さんが、32歳の時の受賞です。

国民に勇気を与え、記録的にも偉業も成し遂げている人がもらっている

どのスポーツ選手をみても国民に勇気を与え、記録的にも偉業を成し遂げている方が貰っているようですね。

この受賞者をみると、浅田真央さんが国民栄誉賞にふさわしくないと主張する人の意見もわかるような気がします。

とはいえフィギアをここまでメジャーなスポーツにし、国民に感動を与えた選手はなかなかいないと思います。

個人的にはぜひ国民栄誉賞を受賞してほしいですね。
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