台湾の王柏融選手をご存じでしょうか?

台湾野球リーグ(CPBL)のラミゴ・モンキーズに所属している選手なのですが、

日本でプレーする可能性がでてたということです。

このあいだのWBCでもプレーしていますね。

楽天の則本昂大投手からホームランも打っています。

今回は、この王柏融選手がどんな選手なのか、日本のどのチームに移籍しそうか調べてみました。




王柏融ってどんな選手なの?

さて、この王柏融選手とはどんなプレーヤーなのでしょう。

まず、プロフィールですが、

181センチ、90キロ。右投げ左打ち。

1993年9月9日、台湾・屏東県に生まれています。

中国文化大在学中の14年にU21W杯優勝に貢献して、

15年ドラフト1位でラミゴに入団。

この年にデビューしていますが、本格的なフルデビューが昨年だったようです。

そして去年の台湾リーグで、4割1分4厘をマークした。29本塁打、105打点を残しました。

まさに怪物といっていい選手です。

去年がプロ2年目だったそうですが、新人王、首位打者、最多安打、ゴールデングラブ賞、ベストナイン、そしてMVPを獲得し、リーグ6冠に輝いている選手なのです。

それにしても4割というのは凄いですね。

しかも実質、1年目での活躍ということで、これは日本でいうと、清原選手みたいなものかもしれません。

WBCでも活躍しており、

小久保監督は、「台湾のバッターが非常に振れていた。特に3番バッターの王」と王柏融選手を評価しています。

では、実際、映像でみてみましょう。

下は、王柏融選手の大学時代のバッティングですね。

非常に体格がいいですね。

日本のどこの球団が移籍しそう?

これだけすごいと、いきなりメジャーに行っても良さような感じですが、台湾では、メジャーはまだ早いという意見が多いようです。

ようするに、まず日本でステップアップして、20代後半ぐらいで、メジャーを目指すという感じなのかもしれませんね。

では、日本のどの球団が王柏融選手の獲とくに積極的かというと、阪神、ソフトバンク、ロッテということです。

最も欲しい球団としてはロッテでしょうか。

貧打に喘いでおり、救世主的な存在として、是が非でもほしい選手だと思います。

リーグのバランスを保つためにも、ロッテの移籍はいいんじゃないかと思いますが。

ソフトバンクも台湾というと英雄の王さんがいますし、資金力も豊富ですから、ありそうですね。

また、阪神の興味があるようで、王柏融選手の視察をしていることがわかっています。

今年の阪神は、FAの糸井選手が大当たりで、ベテラン勢も頑張っていますが、

来年以降の戦力としてほしいところだと思います。

さて、移籍される側のラミゴ・モンキーズはどうなのかというと、

「王が海外に行く場合、三方同意という条件がある。CPBLのルール違反ではなく、球団も反対しなければ、選手の希望が尊重される」

と、リョウジェイティンマネージャーは語っています。

条件さえ合えば、リーグ戦途中での移籍というのも十分ありえそうですね。

この台湾の至宝ともいえる王柏融選手が日本で見られると思うと、ワクワクしちゃいますね。