2016年に大ブレークした阪神の原口文仁選手。
最終的に打率は299厘で、ホームランは11本。
捕手なのに打撃もいいということで、とても楽しみな選手がでてきたと評価されました。
ところが今年、守備では、捕手でなくファーストを守っています。
今のところ打撃もいまいち調子があがっていません。
今回は、そんな原口文仁選手について調べました。
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原口選手のこれまで
原口文仁選手は、埼玉県大里郡寄居町の出身です。
中学生時は寄居リトルシニ(現在の深谷彩北リトルシニア)でプレーしています。
高校は野球の名門校の帝京です。
ここで、捕手をはじめています。
帝京では、甲子園出場もはたし、3年夏には5番打者で、ベスト8も経験しています。
阪神にはドラフト6位で入団。
2012年には自由契約選手の公示を経て育成選手契約へ移行という屈辱もあじわっています。
そんな苦労人の原口文仁選手ですが、
金本監督になった2016年についにブレイク。
4月27日に支配下登録に復帰
打てる捕手として脚光を浴びました。
まさにシンデレラストーリーという感じでしたね。
こちらが原口選手の打撃です。一軍初安打という嬉しいヒットです。
捕手としては、肩が弱く腰もわるい
原口文仁選手ですが、上でも書いたように今年は捕手でなくファーストでの出場が多くなっています。
捕手としては、梅野隆太郎選手のほうが評価が高いというのもあるかもしれません。
また、原口選手には捕手として欠点があります。
肩が弱いことと、腰が悪いということです。
オープン戦の段階で矢野作戦兼バッテリーコーチに
「ファーストをメインでやってもらう」
と言われていました。
しかし、2017年シーズンでは、その自慢の打撃もいまいち調子が上がらないでします。
もう少し、打率やホームラン数も増やしていきたいところですね。
幸い今年の阪神はFA選手やベテラン勢が好調で、首位に立っていますが、
夏場にかけてベテラン勢が失速する可能性もあります。
その時に原口選手の打撃がチームを救えるといいですね。
今後、ファーストに専念するなら、来年、FAで中田選手が来る可能性もありますので、
今年は2割後半の打率に2桁ホームランくらいの成績はのこしておきたいところだと思います。