DeNAの新人の濱口遥大投手。

今季、これまで6勝をあげる活躍をして、中日の京田選手と新人王争いをしていた投手ですが、

7月12日のMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた広島カープ戦で、

ラミレス監督が濱口選手の投げ方に違和感を感じ、3回で降板させました。

翌日、出場予定だったオールスターは辞退になり、出場登録を抹消されました。

故障が心配ですね。




ラミレス監督の判断で下げる?

さて、今回の件ですが、恐ろしいことに、コーチが濱口選手に肩のことを聞いても、

本人はまだいける、答えたとのこと。

こちらが、試合後のラミレス監督のインタビューの内容です。

―浜口について。 「序盤から完璧な状態ではなかった。あのタイミングで降板させることを決めた。
(左)肩に違和感があるということで、抹消してあした、ドクターに診てもらうと思います。
オールスターも辞退ということになりました」―降板のタイミングについて。

「序盤から腕の振りが好ましくなかった。機能的に弱っているのかなという状態。
三回も無理しているという感じが強かった。あのタイミングで良かったと思います」

―浜口から痛みを訴えたのですか。

「(本人からは)全くなかったです。
ピッチングコーチに『今日は代えた方がいいんじゃないか』という話をした時にピッチングコーチが浜口に聞いた時も『まだ行けます』ということだった。
ピッチングコーチと話して降板を決めました」

ラミレス監督が濱口投手の肩の違和感に気づかず投げさせれば、投手生命に関わるような事態になっていたのかもしれません。

本人のコメントですが、

「ひどい状態ではない。しっかりと腕が振れなかった。疲労もあってバランスが崩れている」

と言っています。

かつては、かつては、監督の判断により、投手を潰してしまうことがよくありましたので、

ラミレス監督の素晴らしさを感じました。
(悲運の天才投手の伊藤智仁)




左肩機能不全という診断

翌日、ドクターの診断ですが、

左肩機能不全

ということです。

左肩機能不全とは、どういう故障なのでしょうか?

かなり調べましたが、このような故障名は検索してもでてきませんでした。

もしかすると、濱口投手が言うように現時点ではたいしたことないのかもしれません。

しかし、疲労がたまっていたことは確かなようですので、

もし昨日、さらに投げ込み、球宴も出場していたら、

深刻な故障になっていたかもしれません。

なので、フォームのバランスを崩していた濱口投手を下げたのは、やはりラミレス監督のナイス判断だったと思います。

濱口投手は、球宴後の10試合に出場することができませんが、

しっかり休息をとってから1軍に上がってきてほしいですね。



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