プロ野球選手には、いろんなタイプの選手がいますが、

決して目立つことはないにしても、いぶし銀的な存在でチームを支えてくれる選手がいます。

特に守備が上手い選手などは、本当に重宝される存在だと思います。

阪神にも目立ちませんが、とても貴重な選手がいます。

今年、30歳になる大和選手です。

この大和選手が、FAの権利を手にいれました。

これまでの大和選手を振り返り、FAは残留するのか?移籍するのか考えてみます。



大和選手のこれまで

大和の本名は前田大和。

出身は鹿児島県鹿屋市です。

小学生の頃は、ソフトボールをやっていたようですね。

中学からは硬式でボーイズリーグの「鹿屋ベイスターズ」でプレー、

高校は樟南高校に進学しました。

高校では1年から遊撃手としてレギュラーをとり、1年と3年に甲子園に出場しています。

岡田監督に認められ、高校生ドラフトの4位で阪神に入団しています。

プロでは4年目から1軍で活躍するようになりましたが、まさに便利屋という感じで、

内野は遊撃手、二塁手は勿論、三塁手、そして一塁手もこなし、

そして外野でもプレーができ、2014年には中堅手でゴールデングラブ賞を受賞しています。

もう少し打撃がよかったら不動のレギュラーという感じだったかもしれません。

まさに守備職人という感じですね。

こちらが大和選手の守備です。

将来の幹部候補生?

そんな守備が最高に上手いく器用な大和選手がFAを取得しました。

大和選手がFAを行使すれば、手を上げる球団もでてくるかもしれません。

巨人あたりがもしかするとあるかなと考えています。

今年の巨人が中井選手を二塁手で使っていますが、守備が酷く、

新人の吉川選手が、今年それほど活躍できなければ、

大和選手獲とくに動く可能性もあるかもしれません。

中日も欲しい選手かもしれませんね。

しかし、阪神としては大和選手を絶対にだしたくないようです。

阪神総帥は、

「大和はタイガースにいてこそ輝ける。ぜひとも残してほしい」

と話し、流出阻止を厳命したということです。

指導者など将来の幹部候補生として、どうしても阪神に残したいということです。

これは選手としては嬉しいですね。

大和選手はどういう判断をするでしょうか。

「ゆっくり考えます」

と大和選手は発言しています。

個人的には残ったほうが良いと思います。

阪神は巨人とともに全国区の人気チームですし、

将来も保障されているのなら、出ていく理由がありません。

おそらく残留になるのではと思います。