スペインのエイバルで活躍する乾貴士選手。

ドリブルがとても魅力的で見ていて凄さが素人にもわかりやすい選手です。

しかし、なぜか最近日本代表によばれていません。

スペインのリーグといえば、世界最高のリーグのプレミアと並び世界中の誰もが憧れる人気リーグです。

スペインには何といってもレアルとバルセロナという超ビッククラブがあるからです。

過去には西澤選手、城選手、中村選手、家長選手、大久保選手など、

数々の日本の名選手がプレーしてきました。

城選手は可能性を感じさせましたが怪我で終了。

大久保選手は最も結果を残した選手ではありましたが、すぐに帰ってきてしまいました。

そんなリーグで乾貴士選手がなぜ活躍できたのか?

しかし、なぜ代表に選ばれないのか?

詳しく調べてみました。




スペイン成功の原因は?

乾選手というと、どちらかというとシャイなイメージがあり、

よくもわるくも性格は日本的なイメージと思っていた方も多いかもしれません。

ドイツでも一時期は家に閉じこもり気味だという報道もありました。

決して長友選手のような愛されキャラやコミュ力の高い印象は自分もありませんでした。

今まで日本人がスペインで失敗していたこともあり、どうせダメだろうと思っていました。

そんな乾選手がスペインで成功したのはなぜでしょうか?

調べてみると、

ドイツでの生活が長く海外に慣れていたというのがありますが、

エイバル側が乾選手が適応できるように、とても気を使ってくれたというのがあるようです。

まずバスクでユースチームの監督をしている岡崎篤氏を乾選手の通訳しました。

これにより、監督の指示など、わかりやすく通訳してもらえることにより、言葉がわからないというハンデが全くなかったのかもしれません。

この岡崎氏の存在は本当に大きかったようです。

次に、監督から信頼の厚いドイツ語を話せるイニャキ・ベアコーチの存在も多きかったようです。

実は乾選手の獲とくに際して、イニャキ・ベアの進言も大きな後押しがあったとのことなのです。

その結果、乾選手はとても速いスピードでメンディリバル監督の考えをモノにできるようになったとのことです。

下の動画は高校時代の乾選手です。

日本代表には選ばれない?

日本人にとって鬼門だったスペインで活躍する乾選手ですが、

日本代表には最近呼ばれていません。

これには首をかしげる人も多いかもしれませんね。

一体なぜなのでしょうか?

まず上がるのが守備面での不安ということです。

対人の守備が弱い、自分からボールを奪いにいくことが苦手ということです。

日本代表のハリル監督がこの部分を重視しているからかもしれません。

また、このポジションには優秀な選手が多いというのもあるかもしれません。

まずレギュラーとしては原口選手がいます。

原口選手はドイツで活躍し、代表ではピッチを幅広く走り回り守備でも貢献できて、

しかもドリブルで自分からチャンスを作り出すこともできます。
(ドリブルが上手くなりたいなら>>)
そしてなにより決定力もあり、原口選手のゴールが日本代表を救ってきました。

もやは代表のレギュラーとして絶対に欠かすことのできない選手として成長したといってもいいかもしれません。

その他にも素質としては最高レベルの宇佐美選手やドリブラーの斎藤選手などライバルがたくさんいるというのも原因のようです。

しかし、このままスペインで活躍し続け、ゴールやアシストを毎試合のようにしていけば、

さすがに無視はできなくなると思います。

個人的には、ぜひ代表で香川選手とのコンビネーションを見てみたいなと思います。

より一層頑張って欲しい選手ですね。




乾選手の経歴

では、最後にスペインにくるまでの乾貴士選手の経歴を簡単に振り返ってみたいと思います。

出身は滋賀県近江八幡市です。

乾貴士の名前をまず一躍全国区にしたのが高校時代の野洲高校です。

サッカー選手権でみせた野洲高校のサッカーがとても楽しく美しくセクシーフットボールと言われました。

その中心に乾選手がいたのです。

その後、乾選手はマリノスに入団します。

乾選手は中村俊輔選手のファンだったということで、その変が入団の決め手だったのかもしれません。

ただマリノスでは、その実力を発揮することができずセレッソに移籍します。

そしてそのセレッソには育成の得意なクルピ監督がて、香川真司選手がいました。

クラブは2部でしたが香川選手と芸術的としかいいようながいコンビ-ネーションを見せ大活躍しました。

香川選手もベストなコンビとして乾選手をあげています。

その後、ドイツの2部のボーフムに移籍。

この2部という選択がよかったのかもしれません。

ボーフムでは大活躍、その活躍が評価され、1部のフランクフルトに移籍しました。

フランクフルトでの活躍、日本代表にも呼ばれるようになりキリンチャレンジカップ・ホンジュラス戦で代表初得点をきめています。

ただドイツでの総合的な評価としては、いろいろなところを読んでいると、

微妙な印象もあり、スペインに移籍したときも、

多くの日本人のサッカーファンはあまり活躍は期待していなかったと思います。

そんな乾貴士選手でのスペインでの活躍は本当にうれしい限りですね。
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