最近といいますか、数年前からサッカー日本代表の本田圭祐選手や香川真司選手などの記事に、
ネガティブな反応を書く人が増えているような気がします。
過去には、中村俊輔選手やカズ選手、前園選手なども、かなり叩かれた選手です。
みな代表のエースとして期待されたマスコミからもチヤホヤされた選手でありました。
これらの選手について、改めて振り返ってみたいと思います。
発言と実績が伴わなかった本田選手
本田選手の場合は、南アフリカで活躍した後、一躍ヒーロー的な存在になり、
その後は、日本をさらなる高みに導いてくれるリーダーとして期待が集まりました。
かなり過激な発言もあったものの、本田選手ならやってくれるだろうと、
どのような発言を本田選手がしても許されてきた雰囲気があったと思います。
しかし、ブラジルのW杯の直前あたりから、本田選手への懐疑的な意見が徐々に出始めました。
そして、W杯でゴールは決めたものの、明らかに精細を欠いたプレーで予選敗退となり、
しかも、大会後に自分だけ帰国しないことが身勝手な行動ととられ、
かなりのバッシングを食らい始めました。
その後は、バッシングをされれば、時々活躍し、再びバッシングを受けては時々活躍するというのをくり返してきましたが、
いよいよ批判一色というような状況に追い込まれています。
代表で活躍できない香川選手
香川選手はセレッソに在籍した後、ドルトムントで衝撃的な活躍をみせました。
2年連続でブンデスリーグの優勝という快挙を達成しましたが、その中心に香川選手がいました。
そしてその活躍が認められ、なんとマンチェスターユナイテッドに移籍するという夢のような出世をしたのです。
その華々しい海外リーグでの活躍と反対に、なぜか日本代表ではいまいち活躍できないでいました。
本田選手が頼りがいがある選手と見られる一方で、
香川選手は何か大人しく頼りなさそうにみえた人が多かったようです。
このような香川選手にネットでは、批判的な書き込みをする人が増えていきました。
中村選手やカズ選手や前園選手も
本田選手や香川選手もかなり叩かれていますが、
過去をみてみると、かつての代表のエースも物凄い叩かれ方をしています。
前園選手は五輪でも身勝手な行動に批判が集まり、
カズ選手の場合は、W杯予選での極端な不調により老害扱いを受けました。
前園選手やカズ選手はまだそれほどネットが普及している時代でなかたったですが、
マスコミからやサポーターの怒りはすさまじいものでした。
カズ選手などは、サポーターと殴り合いに発展しそうな出来事まであったようです。
中村選手は、晩年、本田選手をいじめたり、老害扱いをされ、ネットでかなり叩かれました。
また、単発的にすさまじく叩かれた選手としては柳沢選手や城選手などもいますね。
代表のエースが叩かれるのは仕方ない?
本当に代表のエースになると、マスコミから注目も浴び、人気選手になりますが、
一方で結果をださないと、すさまじいバッシングを食らうことになります。
しかし、これは、期待の裏返しということで仕方がないのかもしれません。
今、久保選手や原口選手などが、次期エースとして期待されていますが、
将来、ボコボコに叩かれる次期もくるかもしれませんね。
ぜひそういたプレッシャーの中でも結果を残して頑張ってもらいたいですね。