昨年のヤクルトのドラフトは1位の高校生の寺島投手(履正社)を取りましたが、
2位では明治大学の星知弥投手をとりました。
明治大学というと、昨年は柳投手が中日に1位で入団しています。
柳投手は出遅れていますが、星投手のほうは、すでに1軍で初勝利も上げています。
寺島投手は将来的には楽しみな投手ですので、去年のヤクルトのドラフトはかなり上手くいきましたね。
今回は、この星知弥投手についてご紹介します。
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ストレートが魅力的
星知弥投手は、栃木県那須郡那珂川町の出身です。
中学まで軟式野球をやっていたようです。
宇都宮工業高校で初めて硬式をやっています。
高校時代は甲子園の出場はないですが、すでに150キロを出せていたようです。
勿論、プロからも注目されましたが、プロ志願届はださず、明治大学に進みます。
大学でも1年の時から154キロをだすなど活躍、
しかし、大学通算成績は、46試合に登板し、4勝5敗、防御率2.59です。
あれ?と思う方もいるかもしれませんが、3年までは救援投手だったからです。
4年になり先発をするようになりました。
ストレートの速さでは柳投手よりも速いですが、総合的な部分で柳裕也投手のほうが評価が高かったようですね。
去年は、柳裕也投手の名前はかなり目立っていて、1年目から10勝間違いなし的な評価でしたが、
星投手はあまり目立ってはいませんでした。
とはいえ、星投手も4年の時はかなり評価が上がっており、
ドラフト前には上位候補となりました。
結局、ドラフトでは1位はならず2位でしたが、これはヤクルトとしてはラッキーだったのかもしれません。
今年のキャンプやオープン戦のころには、プロ野球OBなどから絶賛の評価をされていました。
そして開幕すると、中継ぎで活躍し、先発でも初勝利をあげています。
こちらは、大学の時の星知弥投手です。
新人王はいけるか?
さて気が早いですが、新人王も狙えるかですが、
今年は、中日の京田選手やDeNAの濱口投手などが新人で活躍しています。
星投手にも新人王を狙えるところにいますね。
まだ1勝ですが、これからも勝ち星を積み上げていってほしいですね。
とにかくあのストレートは魅力的です。
将来は160キロを投げるのが目標のようですが、星投手ならやってくれるかもしれません。
本当に今後が楽しみな投手です。