阪神の藤浪が26日のDeNA戦に登板しましたが、5回3分の1を投げて5失点で負け投手になっています。

DeNA戦は藤浪にとって大のお得意様相手であっただけにチームのショックも大きく、

2軍に落とされることになりました。

それにしても藤浪ですが、ノーコンが心配です。

以前、藤浪はイップスなのでは?という記事を書きましたが、

ノーコンは相変わらず治らずにいます。

今シーズン、藤浪投手は40回投げていますが、すでに与四球が33、与死球が4暴投もすでに4あります。

打たれもせずに、毎回のようにランナーを出しているということになります。

この2軍落ちですが、プロ入り初ということです。

藤浪投手はこのままダメな投手になってしまうのでしょうか?




ノーコンが年々酷くなる?

藤浪投手は、高校時代に大阪桐蔭で春夏連覇の活躍をして、阪神にドラフト1位で入団しました。

そして、1年目から二桁の10勝をあげ、将来は一体どんな投手になるのかと、

阪神ファンでなくても胸をときまかしたものでした。

その後、2年目が11勝、3年目は14勝と順調に伸びているように見えましたが、

徐々にノーコンが目立ってきてきました。

3年目にはついに与四球が82になり、リーグトップの数字になっています。

4年目の昨年は、7勝とまりとなり、ついにプロ入り後で初の一桁勝利となってしまい、

さらに与四球の70でリーグのワーストとなりました。

ノーコンが酷くなり、しかも勝てなくなっているのです。

そして、今年もさらにノーコンが酷くなっていて、しかもなぜか得意のDeNA戦までやられてしまいました。

このままでは非常に心配です。




158キロなげれてもノーコンではプロではダメ

かつて球速は速いのにノーコンのためにプロでダメだった投手はたくさんいます。

極端にいうと、160キロ近い球を投げれてもノーコンではダメなのです。

かつてドラフト1位で横浜に入団した北方投手は最速158キロというストレートをなげれる投手でした。

しかし、ノーコンが酷く、なんと1軍で一度も投げずにドラフト1位なのに数年で解雇されてしまいました。

この北方投手はイップスだったと言われています。

ノーコン病にかかってしまった投手は若手だけではありありません。

エース級の投手がなってしまうこともあります。

日ハムで活躍されていた岩本勉投手です。

13勝をあげるような活躍をしていましたが、ノーコンに苦しみ引退しています。

プロの途中から、バント処理ですらまともに投げられなくなったようです。

ノーコンの原因はイップス?

北方投手や岩本投手のノーコンの原因はイップスだったといわれています。

このイップスとは、

精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことである。本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。(出典:.wikipedia)

ということで、完全なメンタルの病気です。

これはもうコーチが技術的にどのようにアドバイスしても、治るものではありません。

岩本さんはイップスの怖さについて、このように述べています。

「イップスっていうのは、猛毒の伝染病ですからね」

もしかすると、阪神の藤浪投手も、この猛毒の伝染病にやられてしまった可能性があります。

とにかく藤浪投手の今後が心配です。