巨人の歴史上、最も困難な状況に追い込まれつつある巨人。

高橋監督の明らかな経験不足による采配などがメディアで話題になっていましたが、
(巨人の高橋監督は無能なの?かわいそうな人生?>>)
ついに大ナタを振るうことになりました。

巨人は13日、堤辰佳ゼネラルマネジャー(51)が退任し、鹿取義隆GM特別補佐(60)がGMに就任すると発表しました。

この鹿取さんは、野球ファンならご存じの通り、巨人と西武で救援投手として活躍し、巨人のヘッドコーチも務めた方です。

堤辰佳ゼネラルマネジャーは、プロ野球選手としては経験のない方で、慶應義塾大学の野球部から読売新聞社入社した方です。

巨人のGMにプロ野球経験者が就任したのは初めてのことです。

ところで、プロ野球のGMとは、どんな仕事をするのでしょうか?




GMの仕事とは?

GMの仕事は、球団の編成と運営の責任者になります。

選手の補強や評価やクビなどに関わったり、

ファンサービスのあり方、人事権と予算編成権までにぎる役職です。

日本のプロ野球で初めて、GMの職に就いたのが、ロッテの広岡達朗さんです。

2017年、12球団のGM

さて、2017年の12球団のGMはどんな顔ぶれになっているのでしょう。

ソフトバンク:王貞治(球団会長兼務)

DeNA:高田繁

中日:落合博満→2017年1月退任しています。

楽天:星野仙一(球団副会長)

日本ハム:吉村浩(チーム統括本部長兼務) 木田優夫(GM補佐)

巨人:堤辰佳(編成部本部長兼務)⇒鹿取義隆
(出典:ヤフー知恵袋)

GMがいるところもいないところもいますね。

今回、巨人の堤辰佳さんから鹿取義隆に変わり、

日ハムの吉村浩さん以外は、全てプロ野球経験者になっています。

他球団ですが、中日の落合さんは、1月にやめています。

その後、中日はGM職に就いている人はいません。

阪神は、2012年から中村勝広さんがGMの職についていましたが、

2015年に亡くなられ、その後はGM職を廃止しています。

GMで成功している球団

さて、GMを置いて、成功してる球団はどこでしょう。

ソフトバンク、楽天、日ハム、DeNAでしょうか。

特に、日ハムとDeNAで両チームで成功している高田繁GMは、日本で最も優秀なGMといえるかもしれません。




鹿取義隆GMに変わって巨人が変わるの?

さて、今回、鹿取義隆さんが巨人のGMになったわけですが、

巨人は劇的に変わるのでしょうか?

残念ですが、特に即効性はないと思われます。

現在低迷の原因として、巨人の伝統的な体質や高橋監督の経験不足というものが最大の原因と思われます。

太田選手が日ハムで戦力になっていることからも、分かりますが、決して戦力的に他チームより劣っているわけではありません。

3年目の岡本選手なども、他チームに入団していれば、

もうとっくに一軍で活躍しているかもしれません。

とはいえ、高橋監督を途中で解任するわけにもいかず、低迷の責任を堤辰佳ゼネラルマネジャーに背負わせただけです。

鹿取義隆さんとしても、こんな時に、GMにさせられても、かわいそうなだけという気がしますね。
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