常勝軍団として常に優勝を義務づけられている巨人。

リーグ優勝45回、日本一が22回と圧倒的な人気と強さで、NPBの主役として君臨してきたチームです。

その巨人ですが、最近は2014以来、優勝から遠ざかっており、相次ぐ不祥事のため、イメージも悪くなっています。

そんな中、現役から人気選手であった高橋由伸が監督となりましたが、

2年目の今年、最悪の状態になっています。

現在(6月3日)、9連敗を喫し、過去最悪の11連敗にもう少しで届くところまで来ています。




高橋監督は無能という声も

連敗中の巨人、当然ですが、高橋監督への風当たりはどんどん強くなってきています。

巨人ファンのストレスも限界にきているようで、ネットでも高橋監督への批判的な書き込みがわいそうなくらい溢れ、

無能だの解任しろという声も日増しに強くなっている状況です。

ただ優勝というのは、もともと難しかったのかもしれません。

いままで巨人を支えてきたベテラン勢が一様に、成績が落ち込んでおり、

現在の巨人は過渡期にあるように思います。

ならば、将来の巨人を支える華のあるスター候補の選手を我慢強く使ってみてはどうかと個人的には思います。

例えば、岡本選手や吉川選手です。

ともにドラフト1位の選手で、絶対に育て上げなければいけない選手なはずですが、

少し使って結果がでないと、二軍に落としてしまいます。

岡本選手が第二の太田選手になるのではと、とても不安です。

それと、試合中の表情などをみていると、何か無関心というか、無気力というか、物思いに耽っているような表情というか、

そういうところも気になってしまいます。

選手としては素晴らしかったですが、監督としては無能という声が出るのも仕方ないと思います。




でも高橋監督はかわいそう?

しかし、改めて、高橋監督の経歴を知れべてみると、かわいそうだなと感じるところも多い方ですね。

本当に自分の意志で進路を決めたということが、ほとんどない人生のようです。

まず少年野球をやっていた子供時代ですが、

中学の時は、「野球を辞めたい」と言っていたこともあるようです。

ところが、父親と兄貴に力づくでグランドにひきずって連れていかれたり、泣きながら練習に向かったようです。

本人はプロ野球の夢などこれっぽちもなく、いやいや野球をやってたんですね。

また高校の時などは、「あと3年だけお父さんを楽しませてくれ」といわれ、

甲子園を目指すために野球強豪校に進学したということです。

プロ入りの時は、本人としては、ヤクルトや西武を希望していたようなのですが、

これも父親の事情で(父親に多額の借金があり、それを巨人が肩代わりしたという噂があります)、

巨人に逆指名しました。

入団会見ではまったく笑顔が見せませんでした。

いやいや巨人に入団したということなのかもしれません。

そして、選手の引退の時と監督就任の時も、自分の意志ではないのです。

当時、巨人では、選手の不祥事で、世間から叩かれている状況でした。

そんな中、選手続行を考えていた高橋選手を無理矢理引退させ、監督にさせたのです。

高橋選手は、イケメンで華がありクリーンなイメージがあるからです。

まさに子供時代から監督就任まで、全ていやいや野球をやりながら野球エリート街道を歩いてきた人と言えます。

自分の意志などなく人からやらされる野球も、全て最高レベルの成績を残してきましたが、

監督としては無能なのか?

あるいは監督としても有能なのか?

今後の高橋監督の采配に注目したいですね。
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