浦和レッズの宇賀神選手が日本代表に初選出されました。
あまりJリーグを普段見ていない方には、加藤恒平選手やガンバの三浦選手などともに知らない方もいるかもしれません。
今回は、見事代表に初選出された浦和の宇賀神選手についてご紹介します。
この宇賀神選手ですが、サッカーエリートからはかけ離れた、かなりの苦労人なのです。
かなり過去の面白いエピソードがあります。
水運び、ボール拾い、草刈りなどの雑用係だった?
宇賀神選手は、もともと浦和の下部組織で育っています。
出身も埼玉県の戸田市です。
ジュニアユース、ユースと上がってきましたが、なんとトップには上がれていません。
流通経済大学に進学しています。
浦和レッズの下部組織出身で思い出すのが、山田選手と原口選手ですが、
下部組織出身とはいえ、宇賀神選手はこういったエリートな選手とは全く違うサッカー人生ということになります。
流通経済大学で宇賀神選手は面白いエピソードがあります。
宇賀神選手はここでも最初、期待された1年生ではなく200人の部員の一人という扱いだったそうです。
なので1年の時は、水運びやボール拾い、草刈りなどの雑用もやらされたそうです。
なんと最初は4軍扱いだったということ。
浦和ユース出身なのに、これは屈辱ですね。
そして2年の時に3軍の関東社会人2部リーグに所属するドラゴンズで活躍し、3年でようやく1軍入りを果たしたそうです。
しかし、4年になっても、特にJのチームからは誘いがある選手ではなかったようですが、
浦和から練習参加の声がかかり、まさかの特別指定選手になり、浦和に入団という経緯になりました。
そして、1年目からレギュラー争いの激しい浦和で左サイドバックのレギュラーとして出場することになりました。
活躍を続け、ついに29歳という年で代表選手となったのです。
加藤選手のサッカー人生も面白いなと思いましたが、この宇賀神選手もかなり苦労人です。
こういった選手が代表に選ばれるのは嬉しいですね。
そんな宇賀神選手のプレーはこちらです。
ハリル監督の評価は?
さて代表選出になった宇賀神選手ですがハリル監督はどのように評価しているのでしょう。
「長いこと追っていた選手で、彼の監督(浦和・ペトロヴィッチ監督)とも話をした。4バックの左として考えている。右もできる」
と話しています。
最近、長友選手が調子悪いので、ぜひ代表でもレギュラーを掴んで、頑張ってもらいたいですね!