いよいよ世界陸上2017が始まります。

日本勢として最も楽しみなのはサニブラウン選手ではないでしょうか?

6月に行われた日本選手権。

この大会前は100mは4強と言われ、ケンブリッジ飛鳥選手(ナイキ)、桐生祥秀選手(東洋大)、多田修平選手(関学大)、山縣亮太選手(セイコーHD)の争いとみられていました。

サニブラウン選手は入り込む隙はないかと思われましたが、

自己ベストを更新する10秒05で優勝。

見事に世界切符を掴みました。

そんなサニブラウン選手のこれまでどのような環境で陸上にとりくんできたのでしょうか。




城西大学附属城西中学校・高等学校出身

サニブラウン選手は父親がガーナ人で母親が日本人のハーフですが、

父親は元サッカー選手で、母親は陸上選手というアスリート一家に生まれています。

DNA的には最高ですね。

最初はサッカーをやっていたようですが、

小3の頃、陸上出身の母の勧めで陸上を始めています。

そして、中学と高校は城西大学附属城西中学校・高等学校ですが、

ここは近年は陸上の強豪校として知られているようです。

これは、2009年よりシドニーオリンピック元日本代表選手、山村貴彦が保健体育教諭、陸上部総監督顧問に就任したことがおおきかったようです。

山村コーチ以外もすごいキャリアを持ったコーチがたくさんいるようですね。

以降、この高校は国体や世界ユース大会での成果を挙げています。

ここの指導法ですが、

陸上競技を通じて、人としての成長をサポートします。10人いれば10通りの練習方法があって良い。環境で陸上競技をするのではなく、工夫と考え方で競技をするのが城西陸上部です。 (出典:城西陸上部のHP)

ということで、素晴らしい環境でサニブラウン選手はレベルアップしてきたようです。




大学はフロリダ大学へ

高校卒業後は、オランダを拠点に練習をしていたようですが、

2017年の秋からフロリダ大学へいくことがきまっています。

このフロリア大学はどういうとこなのでしょうか。

調べてみると、ここは100を超える専攻と16のカレッジを有するフロリダ州の名門校の1つのようです。

卒業生には多数のノーベル賞受賞者、上院議員、州知事、米国大使がいるようです。

ただ勉強だけでなく、スポーツの方も凄くて、

アメフト、バスケット、水泳、陸上は強豪校ということです。

サニブラウン選手は、凄いいい環境で成長できることになりますね。

今後、短距選手で最も期待できる選手ということになりそうです。

世界陸上2017も楽しみですね。
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