早実の清宮選手のホームラン数が凄いことになっています。

この間、現在日ハムで活躍する中田翔選手のホームラン数87本を超えましたが、

勢いはとまらず、ついに92本まで増やしています。

このままホームランを打ちまくると、2012年に神港学園の山本大貴選手が記録した107本を超えることになります。

ところで、この高校通算ホームラン数ってどうなんでしょうか?

確かにホームラン数が多いことは凄い選手の証明かもしれませんが、

上であげた山本選手って誰なの?って思う人もいるかもしれません。

実は、山本選手はプロ野球選手でもないのです。

逆に元ヤンキースの松井さんは、高校通算で60本しか打っていません。

60本はかなり多いですが、もっと打っていると思ったので以外でした。

今回は、高校時代のホームラン数とその後の活躍について調べ、

早実の清宮選手が過大評価なのかどうか調べてみました。




高校でたくさんホームランを打った選手のその後

1位 山本大貴  神港学園  180㎝92㎏右投げ左打ち  107本

山本選手はプロ志願届を出さず社会人に進みました。現在は、JR西日本でプレーしています。

 

2位 黒瀬健太  初芝橋本  181㎝97㎏右投げ右打ち  97本

黒須選手はソフトバンクにドラフト5位で指名されています。97本打ったわりに5位という下位での指名でした。

1年目は二軍でほとんど打てていません。3軍でも打てていませんでした。2017年は怪我で出遅れています。

 

3位 伊藤諒介  神港学園  174㎝80㎏右投げ左打ち  94本

伊藤選手は、法政大学に進み、たいした成績も残せず、その後は大阪ガスですが、ここでもあまり打てていません。

 

4位 中田翔  大阪桐蔭  183㎝104㎏右投げ右打ち  87本

皆さんご存知の中田選手です。ここでようやくプロで成功した選手が登場します。

 

5位 大島裕行  埼玉栄  180㎝85㎏左投げ左打ち  84本

この選手は高校時代に注目を浴び、ドラフト1位もあり得た選手です。西武を熱望したため他球団は手をひきドラフト3位で西武に入団しました。しかし、プロでは順調に育つかとも思われましたが、伸び悩み、いまいちの成績で引退しています。プロでは23本しかホームランを打てませんでした。高校通算84本の割には物足りなかったと言わざるおえません。

高校でホームラン数が多い選手は中田選手しか成功していない

現在、清宮選手は92本なので、4位につけていることになります。

おそらく2位と3位はすぐにでも抜けると思いますので、歴代2位か1位のホームラン数でドラフトを迎えるということになります。

しかし、上の高校でホームラン数が多かった選手のその後をみてみると、やはりホームラン数だけで、

凄いなどといってしまうのは危険だということですね。

清宮選手のことを何十年に1人の素材だというような人もいますが、

一方で過大評価だという人もいます。

ただスイングスピードなどをみても、自分は本物だと思っています。

ぜひ過大評価などという人の評価を覆すようなプレーをプロで見せてもらいたいですね
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